立地はどうしても角がよかった。

山を切り開いた羽村市内の新築住宅分譲地に建てたマイホーム。こだわりは「角地」でした。その区画の募集が始まったとき、希望の高い順に「庭が南向きの角地→北向の角地→南向きだけど高速道路に面した角地→北向で高速に面した角地」でした、抽選の結果みごと第一希望を引き当てました。我が家は知立市で注文住宅のおすすめに住んでいるので楽器プレーヤーが多いのです。

ピアノ、フルート、ギター・・。角地にこだわったのは、楽器の音かご近所の騒音にならないようにとの配慮からです。2階の部屋も二重窓で防音仕様にしました。ただゆいいつ、ピアノだけはその重量から1階のリビングに置かざるをえず、音も大きいため気がかりでした。一時は音大を目指すほど本気で取り組んでいたため、ヘッドホンの使える電子ピアノではなく、ちゃんとしたピアノを置きたかったのです。

駅前のマンションではなく、バス乗り継ぎの必要な立地でも戸建てにこだわったのはそのためです。角地ではなく両サイドを家に挟まれた敷地だと、どうしても音が聞こえてしまうのです。リビングのなかでも、庭側で道路に面した側にピアノを置くことで、騒音はずいぶんと解消されたと思います。