日本風の木造新築注文住宅の建築に際して色々思案してみましたが、やはり、結果としては木造という建物の質や形は予算の関係もあり、どちらかと言うと切り妻様式の木造の標準的なもので内装、外装、更に所設備関係は全く普通の水準のものか、それよりやや抑えた感じの物になりました。
建物の延面積は坪数にして凡そ35坪で、当時の相場である建坪単価にすると地元の建築屋さんの依頼したことも有って、世間相場よりはやや低く抑えられたかなといった幹事でした。 其れに追加工事も当然発生して車庫や物置などの付帯設備を入れると、坪単価にすると60万円以上にはなってしまいましたね。
建築業者は自身の場合は親の関係もあって結局地元の業者に頼んだのですが、地元でも大変古くから寺社関係の建築に携わっていた宮大工の〇〇建設という、どちらかと言うと工務店に近い業者です。 勿論、地元の建築屋さんや工務店と言う、仕事そのものは土着した人との繋がりで仕事をしているようなもので、それら職人集団が概ね地元にいるんですね。
いずれにしても木造の注文住宅の利点といえば、自分で有る程度の構想を考えながら、間取り等も家族と相談しながら家の向きとか洋室にするか、和室にするかか、肝心なLDKはどうしようか、又は、給湯関係はどうしようとなどと、限り無く家族の思いが反映されることでしょうか。