一戸建てマイホームにこもれる空間

北本市の建替え時、今でも思い出すとムカムカすることのひとつが、旦那の趣味部屋の確保の件ですね。いや、ムカムカすることでもないのかもしれませんが。もう、オブラートに包まずに言ってしまいますと、「私の部屋もないのに、なんでアンタは一人部屋を確保しようとしてんねん!」ということですよ。「福生市の新築住宅の費用は折半やねんで!なんでアンタだけ自分の部屋を作ろうとしてんねん!」ということですよ。今思い返してみても、その発想自体に腹が立ってきますよ。

それで結局「旦那の趣味部屋」としてはなくなりました。しかし誰のというわけではないのですが、3畳ほどの一人部屋的な趣味部屋は作っています。私が、そこの部屋にこもってパソコン作業をすることもありますし、旦那が趣味の釣り道具の手入れやプラモ制作をそこで行っていることもあります。とにかく一人で子供から離れて集中したい時に、その空間にこもるのです。

旦那の趣味部屋としての空間ならば大激怒ですが、一人作業をするための一室設けるのはいいことだったなーと思います。ただ、そこが旦那の趣味部屋としてならば腹が立ちますが。

家族の絆が深まる木の風合い抜群の新築住宅

上の子供が小学校に入学したことを機に、羽村市内で家庭用蓄電池を設置できる注文住宅を買おうと決めていました。
子供の成長とともに荷物が増えることや、家を買うことで故郷に永住する覚悟を決めたかったからです。
子供が入学する小学校からできるだけ近い通学路にある土地を探しましたが、なかなか思うようなところにいい土地が見つからずに本当に苦労しました。

何かを妥協しなければ、いつまでたっても土地を決めることができなかったので、結局価格を妥協することになりましたが、土地の費用の予算オーバーは後々まで尾を引くことになりました。 水素吸入機も日本製にするというこだわりを貫いて後悔がないので妥協はしないと決めていました。
予算はオーバーしましたが、和風で木の風合いのよさが最大限に生かされた家が出来上がりました。

広さも充分で、ランドリールームなどがあるところが、自慢できる点です。
反対に、玄関が狭いところが後悔ポイントです。
玄関は、部屋ではないからと必要最低限の広さにしましたが、やはり玄関は家の顔です。
ある程度広かった方が、家の品格ももっと上がったかもしれないと、後悔しています。

家族からは、それぞれ自分の部屋が欲しいと要望がありましたが、子供部屋は確保できましたが主人の書斎までは確保できませんでした。
子供のためにしたことは、子供部屋に入る前には必ずリビングを通ってからでないと部屋に入れない間取りにしました。
必ず毎日、子供の様子を確認したいと思ったからです。

家を建ててからは、家族の中に「この家に家族みんなで一緒に暮らしていくんだ」という暗黙の覚悟みたいなものが生まれたと思います。
子供はいずれは出ていく家ですが、永遠に家族が集まれる場所がここなのだという気持ちが生まれているようです。
家を建てて、自然と家族の絆が深まりました。
それだけでも、頑張って新築住宅を建てて本当によかったと心から思います。